「好き」とは。
「好き」だったはずのものが「好きでなければ」に変わる瞬間って何なのだろう。
自分自身が気づかないうちに、じわじわと変わっていってしまうものなんだろうか。
私は今、SDのことを自信を持って「好きです」と言えなくなってしまった。
絵も描かなくなってもう1ヶ月経つんじゃないかな。
あれだけ描かなくなることを恐れて焦燥感にかられていたのに、いつしか絵を描かない生活に慣れてしまっている。
SDを手に取る回数も減った。内容もすっかり記憶から抜け落ちている。
花道はどうだったかとか、流川はどんな性格かとか、そういうのもう全く忘れちゃってるんですよ。
そのことに気がついた時から、妙な焦りが出始めてます。「好きでなければ」みたいな。
でもこんな義務感のある「好き」なんて本当に「好き」と言えるのか?っていう疑問がわいてきてしまって。
何だかなぁ。何だろなぁ。
無事に4泊5日を過ごせた友人のことも、私はどう思っているんだろうと改めて考えた時に、「どういう意味で私は彼女のことが"好き"なんだろう」っていうところにぶち当たったんですよね。
それからずっと考えているんです。考えてるけど、答えを出すのが怖い。
好きって難しいなぁ。